【高1高2の人へ】国公立医学部志望 新高2生 1年間の最低限の受験勉強基準
ここでは
4月から高校2年生で
国公立医学部志望の生徒さんが
1年間の中で
最低限、何の教科の学力をどこまで作っておくべきか?について話してみたいと思います
【国公立医学部志望 基本心得】
受験勉強の柱として、英語と数学(2B&3)
を学校の授業の合間に独自で固めていく必要があります。
《英数の目標数値》
高校2年生の2月あたりで
センター試験の過去問で、英語・数学1A2Bを時間を計って(英語...80分、数学60分❌2科目)、テストをして
英数は9割(180点以上)が取れるようなら、3年になってからの勉強次第で国公立医学部現役合格も果たしやすくなってきます。
(2ヶ月に1回くらいの割合で行われる学校での模試の類は高校の授業の進度の関係などで、結果が今ひとつ残せなくてもそんなに問題はありません。逆に良い点数であっても全く油断はできませんので注意してください)
→高2用の模試と高3(高卒)用の模試では、レベルが段違いとなり、それまでの偏差値は10ほど下がって出てくるようになります
(↑偏差値はある意味目安ですが、高3の10月あたりの偏差値が学力の目安とはなります)
(模試ではなく、センターの過去問で点数を出すという明確な目標で勉強しておいた方が流されずに済みますし、到達度もわかりやすいと思います)
英語(学習内容)
1年生の時にやってる内容で範囲的には足りてはいますので、受験勉強をスタートする時にセンターの英語を解いてみてください。
あまりの分量と時間の足りなさに圧倒されると思いますが、その経験をしておかないと、勉強のスタート地点が見えずに、結果舐めてしまい本気でセンター対策をしようとは思わなくなりますので要注意です。
→ブログ記事の、医学部の英語攻略ルートなどを参考に、基礎学力の充実をはかるのとセンター過去問(orマーク模試過去問)のやり込みを、日常の勉強の中に組み込みたいところですね☆
http://juken-support.hatenablog.com/entry/seikawokanziru
英語はかなりやることがあるので、放っておくと、3年に上がった時に他の教科と併せて勉強するため英語の勉強が間に合わなくなり、国公立医学部狙いの場合浪人を覚悟しなくてはいけなくなります...
数学(学習内容)
学校の授業&副教材としてのチャートorフォーカスゴールドの(定期テストor長期休暇)課題をきちんとこなすこと
→学校の授業と併用していくなら、チャートやフォーカスゴールドは無駄な勉強にはなりません。これを3年から使用しようとするから無駄な勉強となってしまう確率が高くなるのです...
(定期テストでは、90%以上は当たり前のように取れるようにしていってください)
(6カ年私立などについていけず、学力が出遅れてる場合は、坂田アキラシリーズ&N予備校動画で早急に教科書レベルを終えてしまうこと)
併せてセンター過去問を単元別に学校の進度に合わせてやり込んでいくことで、センターの出題角度や分量に慣れてください
(学校課題ができている=センター過去問をやらなくて良い、ということではありません。必ずやり込むこと!)
(補足)
物理、化学、生物
の授業についていくこと!
ついていけない内容、先生の状況なら
学校の進度に併せながらで構いませんので
記事に上げている国公立医学部の科目別学習ルートを参考に、少しずつでいいので学習を進めていってください
(あくまで英数がメイン勉強ですが、理科も得意に出来るならしておいた方がもちろんラクになりますので)
(総括)
学校の授業が使えるものはしっかり利用する、上手く利用出来ない状況なら、独自で組み立てて後方からでも先回りできるように頑張っていく、というスタイルで
英語数学はセンターの勉強を組み込むことを忘れないでくださいね
(追記)
国公立医学部推薦が狙えるように
学校の勉強を頑張っておくのが
国公立医学部合格には早道だったりしますので、それも検討案に入れておいてください。
推薦は一般に比べたら相当ラインが下がりますから、現役合格はしやすい状況にありますので。
(国公立医学部には早くに合格するに越したことはありません。国公立医学部合格を目指して多浪の道へ...の可能性は誰にでもありますので、、、)
この2年生の1年間を大切にお過ごしください!!
国公立医学部現役合格を果たしたいなら、とても重要な学年でありますし、遅れがあったとしても挽回できる1年にすることは充分に可能ですからね!!
1年はあっという間に経ちますので
3年になって、しまった...ということにはならないような準備をしていただければ、と思います