大学入試【一点突破法】

大学入試【一点突破法】

~『高得点につながる最速解法』を、短期間であなたも~

一般家庭でも私大医学部にいく方法

今回は一般家庭の方でもなるべく私大医学部に行ける方法を書いていこうと思います。

 

まず私大医学部について、

全国に29校あり、そのほとんどが東京、大阪などやその近辺の大都市。
河合塾の偏差値でいうと63〜73程度。

レベルは多少異論はあるとは思いますが、

1番下で早慶の下位学部くらいから理三、京医レベルまで。

また学費は

特殊な私立大学(防衛医大、自治医大、産業医大)を除くと、
6年間の学費の平均は3200万円程度です。
今年から新設された国際医療福祉大の1850万円から、川崎医科大の4716万円まで幅が広いです。

 

私大医学部で1番のネックなるのは、やはり学費の高さではないでしょうか?
家が一軒建つくらいの学費に、さらに都内で一人暮らしをするとなれば、家賃や生活費などで月15〜20万円前後かかり、6年間で1100〜1500万円程度必要で、
6年間でおおよそ3000〜5000万円ほどかかります。

これを賄うのはほとんどのご家庭では厳しいのではないのでしょうか?

しかし国や自治体、その他金融機関の奨学金、教育ローンなどによって、これを賄うことができます。

 

①日本学生支援機構の奨学金
これが一番知られている奨学金です。
日本学生支援機構では、一般学部では月12万円。私大薬学部では月14万円。私大医学部では月16万円借りることができます。
それに加えて、入学時の特別奨学金で50万借りることができ、最大で1202万円借りることができます。返済期間は卒業後20年以内まで設定することができます。

 

②自治体、病院、大学の地域枠などの奨学金
全国に200ほどある、いわゆる紐付き奨学金というものです。
自治体によって様々で月5〜35万円程度まで借りることができ、自治体などが指定する病院で一定期間勤務することで、返還が免除される奨学金です。
貸付対象者が自分が住んでいる地域や、入学した大学に限定したものもあれば、
特に限定しないものもあります。
自治体の奨学金を全て調べることができるサイトが、
こちらのサイトです。
http://www.hekichi.net/index.php/taiyo/taiyo_c/result/
仮に月20万円借りることができる「長野県医学生修学資金」を例に挙げると、6年間で1440万円借りることができます。
ここを含め、いくつかの自治体に例年の募集人数について電話をした所、ほぼ定員と同程度という回答を頂きました。
※あくまで参考として書かせて頂いたので、
詳しくはご自身でお調べください。

 

③日本政策金融公庫の教育ローン
国の教育ローンです。350万まで一括で借りられます。返済期間は在学中は元金据え置きの利息払いで、卒業後、借り始めてから通算で15年以内まで設定することができます。

①〜③まで全て借りたとすると、2992万円です。(②を月20万円で計算)
各大学の学費を見てみると、
昭和大学2309万
東邦大学2629万
日本医科大学2799万
関西医科大学2814万
東京医科大学2977万
藤田保健衛生大学2980万
上記の大学では学費が全て賄うことができます。

また
大阪医科大学3207万円
日本大学3337万円
東京女子医科大学3341万円
は国公立大学並の学費で済み、

東北医科薬科大学3400万円
愛知医科大学3420万円
岩手医科大学3440万円
聖マリアンナ医科大学3473万円
東海大学3500万円
近畿大学3584万円
久留米大学3637万円
獨協医科大学3730万円
帝京大学3750万円
杏林大学3755万円
兵庫医科大学3760万円
福岡大学3776万円
北里大学4144万円

に関しては私立大学文系〜私立薬学部ほどの学費で行くことができます。

国や自治体などがやっているものということもあり、比較的審査が緩いので、多くの家庭が借りることができると思います。

④民間企業の教育ローン
銀行などの教育ローンです。300万円〜3000万円まで借りることができる所もあります。
国の教育ローンより借りることができる額が大きい所が多いですが、返済期間が短いことが多く、利息が国の教育ローンより高めです。
また私立大学と提携している教育ローンもあり、そちらの方が返済条件が良く、利息や返還期間などが低い場合が多いです。

 

⑤大学の地域枠
大学の地域枠で③の紐付き奨学金のように学費分または、学費の一部を賄うことができます。
東北医科大学では、実質400万円前後の学費で済むこともありますし、出身地域などの制限はありますが、多くの私立大学に地域枠があります。

 

返還についてですが、自治体の紐付き奨学金を借りて、その自治体の指定病院で勤務すれば、返還は免除されますので、日本学生支援機構と教育ローンの1500万円前後を15〜20年返すことになります。
医学科に入りさえすれば、ストレートで合格するかは別としても、医師国家試験で医師免許を取れない方はまずおられないと思いますし、進級も留年率から見ても、周りに遅れをとらずにしっかりと対策しておけば、まず問題ありません。
また研修時代から年収300〜600万円、研修が終わってからも、大学病院でなければ、卒後3年ほどで700〜1000万円近くの年収を安定的に得ることができますし、
勤務先以外にも医師のアルバイトで平均時給1万円で1日10万円近く稼ぐことができますので、
まず返せなくなることはありません。
それどころか収入面で長期的に見れば、一般の会社に就職するよりは余裕を持った生活をすることができます。

もちろん全ての方が借りることができることはありませんので、各自で借り入れの審査をすることが必要ですが、
借り入れができた場合、ローリスクハイリターンな選択だと個人的には思います。


この記事が医学部に少しでも興味がある方の助けになれば幸いです。

文系に進もうとしている人へ

 

大学受験生、高校生の大半が悩むものの一つとして、大学選びがあると思います。
まず高校2年生くらいに文系、理系のどちらかを選択して、そこからどこの大学を志望するか、今の成績で先生や親と話し合ったり、またテレビや友達から聞いた大学が魅力的に見えたりするかもしれません。

 

ほとんどの高校生はよく知らないですが、正直文系の方は資格系を取りたいという人は除いて、どこの学部に行っても、そこまで変わりません。
まずほとんどの方が大学で勉強しません笑
大学生活の中心は勉強よりもむしろサークル活動や部活で回っていきます。
もちろん、高校時代に興味のあることを勉強できることは楽しいように思いますが、
高校生が思い描くその学問のイメージは大学で学ぶ学問のイメージより遥かに狭く、かけ離れているので、大学に入ってから「思っていたのと違った」ということが多々あります。


そもそも本当にその学問をしたいと思うのなら、授業でやる内容よりもはるかに濃く詳しい内容を本やインターネットから学ぶことができますし、その学部の教授の研究室に行って、質問したり、教えてもらうこともできます。
それに授業だけで、自分の知りたいことが完結できるということはほとんどないです。


ですので、自分がやりたい学部を優先するよりは、大学生活の4年間より10倍も長く付き合うことになるであろう就職先のことを考えて大学を選んだ方が良いです。

 


今は昔ほど学歴社会ではなくなったなどと、言われることもありますが、それは全くの間違いです。
なぜなら、大学受験という「課題」を試験日までの期間までにこなすということが、企業側にとって、きちんと仕事をしてくれるかどうかの指標として、一番測りやすく、ハズレを引く確率が低いと考えるからです。

また、大企業の社員は難関大学を卒業している方が多く、大学生を新卒で採用する立場になった際、自分と同じ大学の後輩を取りたいと考えることも多々あります。


自分の行きたい就職先の選択肢を広げるためにも、大学選びは、まず学部ではなく、大学で選ぶ方が賢明です。

【コラム】MARCH 関関同立 or 地方国公立?

 

偏差値55〜65くらいの高校の方にありがちな疑問として、MARCH(関関同立)または地方国公立大学どちらにいくかというものです。
もっと詳しく言えば、5教科7科目まんべんなくやるか、3教科に特化してやるかということにもなりますね。

多少、偏差値の幅や学部、文系、理系によって異論はあるとは思いますが、
大学生活や、就職のことを考えたとき、
私はMARCHや関関同立をおすすめします。


まず、これらの大学は学生数も多く、都会に位置していて、周りの大学の数も多く他大学との交流も盛んです。なので、自分のしたいことの選択肢の幅が広がり、様々な人と関わる機会が増えるので、多くの友達を作ったり、自分自身を成長させるきっかけが増えます。のどかな田舎で生活したいという人は別として、都会での生活をした方がより充実した大学生活を送れるのではないかと思います。

また就職において、ほとんどの方が就職をするとは思いますが、
MARCHや関関同立がかなり有利です。
その理由として、OBOGが地方国公立より圧倒的に多く、社会の第一線で活躍している方が多数いることや、その大学出身者が多数在籍している会社に就職するのが有利であるということ。
また就職活動の際、多くの企業は東京や大阪に集中しているので、地方大の方にとって、東京、大阪に通いながら、就職活動をするのは不利であるということ。

さらに地方国公立大学は地元には強いですが、都会に出るとあまり知名度が少なく、そういう面でもMARCHや関関同立の方が有利です。

 

 

以上から、地方国公立よりはMARCHや関関同立に行った方がお得だと思います。

もちろん3教科に絞ってしまうのは、リスキーな選択であると思うこともあるかもしれませんが、3教科で行ける国公立大学も多数存在します。

3教科で行ける大学を挙げるとすれば、大学は大阪市立大学、横浜市立大学、首都大学東京、埼玉大学、広島市立大学、高崎経済大学、都留文科大学などです。
MARCHや関関同立を狙いつつ、上記の国公立大学を受けるのも選択肢の一つとしてありです。

特別行きたい大学がないという方は3教科に絞って勉強するという戦略もありなのではないでしょうか?

 

juken-support.hatenablog.com

 

なぜ、医学部が人気なのか?

 

最近医学部人気が過熱してきて、倍率、レベルも年々上がってきています。

今回はその理由について書いていきます。

 

①収入が一般企業に比べ、圧倒的に高いこと。
なんだかんだ言って、ここで選ぶ人が多いとは思います。
日本の平均年収は400万円ほどであり、
大学別平均年収でトップの東大、京大でもおおよそこのような感じです。

 

f:id:juken-support:20170305211506j:image

 

 

 f:id:juken-support:20170305211455j:image

 
https://doda.jp/careercompass/hitome/daigaku.html  から引用

一方医者の平均年収は1200〜1500万円前後で、(「医者 年収」で調べれば出てきます。)
大学病院で勤務する場合などは、多少年収が低い場合がありますが、
ネットで病院のサイトや医者の求人サイトで、見ればわかる通り、年収1000万円以上や、1500万円以上の求人も多く、中には2000万円を超える求人もあります。
このように東大、京大の2倍近くの高い年収を得ることができます。
※もちろん年収が高いから医者になった方が良いと、推奨してるわけではありません。


②勤務形態が多種多様であること
大雑把に書くと、医者は内科、外科、皮膚科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、眼科、泌尿器科、麻酔科など多種多様な科から自分の希望の科に進むことができることに加え、
大学病院や市民病院や私立病院などに勤務する勤務医や、病院に勤務せず、自分で開業して仕事をおこなっていく開業医。企業などの労働者の健康管理などをおこなう産業医。病院や企業の研究機関などで研究をおこなっていく研究医などがあります。
また医者は基本的に病院に勤務しながら、全国の病院などが募集しているアルバイトもすることもできます。
この医者のアルバイトもネットで見てもらえるとわかる通り、時給1万円前後の所がほとんどです。
こういう理由から、特定の病院に勤務せず、病院のアルバイトや検診のアルバイトだけで生計を立てている方もいます。

 

③資格業であること
資格業のメリットといえば、やはり勤務先を自由に変えられることでしょう。
日本の会社員は一部の技術職を除いて、一度就職したらそこの会社で一生働くというのが一般的で、一度辞めると歳を重ねるごとに再就職をするのが大変です。
しかし医者などを含む資格業はその仕事としての経験が問われる仕事なので、転職や再就職がしやすい環境にあります。
そのため、産休や育休などが取りやすく、社会復帰をするのが容易で、かつ仕事場の上司や同僚と反りが合わない、また職場環境が合わないなどの理由で、勤務先を変えるということも容易です。

他にもあるとは思いますが、このように医者は安定的な仕事かつ高収入であることがメリットであると思います。
もちろん医者の仕事は科によっては激務ですし、大変なことも多いとは思いますが、
それ以上にやりがいのある仕事であると思うので、医者という職業に興味があれば、受験勉強は大変ですが、目指してみるのもよいかもしれません。

 

juken-support.hatenablog.com

 

【高1高2の人へ】偏差値60前後の高校に通う生徒さんは早くに受験に対する意識改革を

偏差値60前後(57〜62あたり)の高校では

地元の国公立進学を志望されたりする生徒さんが多いと思います

 

高校側もそういう生徒さんが多いことを見越して、ある程度国公立大学にシフトさせた教育を施していく感じですね

 

そこに色々ハマってしまう受験に対しての落とし穴がある気がします

 

 

 

①授業を真面目に受けておけば(学校の授業に参加しておけば)国公立大学に合格できると思ってしまう

→ほとんどの人は合格が厳しい...

 

②学校の課題をこなしておけば入試への力はついていき、センターも対応でき、二次試験も解ける(合格ラインが取れる)と勘違いしてしまう

→残念ながら色々な意味で厳しい...

 

 

③過去問の研究は学校任せの学習スタイルになってるため、個人的にほとんど行っていないし、過去問を研究することの大切さは学校側も言わないので、生徒もそこまで意識もしていない

→敵の戦力を知らず戦場に出てしまいます...

 

④センターは秋からの対策で間に合うと本気で思っているorセンターがそこまで難しいとは思っていない

(勉強していたら8割は取れるかなと思っている...)

→たいていの人にとって、8割は...夢の夢レベルだと思います...

 

⑤私立大学(関関同立やGMARCH)がそんなにレベルが高いと思ってない

→ほぼ受かりません...

進路先はほぼ、日東駒専、産近甲龍あたりになります

 

 

現実を知らない(知らされていない)のは

過酷で厳しい現実にさらされた時に

何故早くに言ってくれなかったのか...

という後悔を残してしまいます

 

恐らくこれを読んでる人も

なんとかなるでしょ、たぶん

というイメージで読んでおられるかもしれません

(もちろん限りなく一般的レベルの話であり、一部の勉強を頑張って学年トップクラスの位置にいる人には当てはまらない話でもありますので)

 

一部の校内トップクラスのデキル人の話が

ご自身に当てはまるのか?

をよく考えつつ

自身の高校の大学入試実績の現役占有率を調べてみてください(浪人生のデータは除いてください)

(推薦合格など除いて、ご自身が受験するであろう国公立大学の一般入試のデータを確認してみてください

→昨年や今回のセンターの校内平均点を「浪人する予定の」先輩から聞いてみるのも良いかもしれません)

→私立大学の場合、1人で同じ大学の3学部(または同じ学部に3回チャレンジして、すべて)に合格すれば、合格実績は3人でカウントしますので、実質の人数は相当少なくなります

(センター利用での合格ももちろん実績に含まれます)

 

→国公立合格者のほとんどは、同じ大学でもセンターラインが文系より低い理系の方々に偏ってる気がします

(理系だから合格しやすいわけではありません...勉強の負担が文系の倍ですので...)

(理由は言いませんが、、、文系は総じて、センター数字でコケ、理科などもあまり間に合ってなく、かと言って英語や国語もそれほど振るう成績というわけでもありませんので、センターが終わった時点で、ほとんど私立志望者となります...)

 

→私立大学の場合

明治大学の3学部を1人で合格しても3人というデータになりますので、数字の見間違いには気をつけてください

 

 

まずは

数字という具体的なもので

今の現実を知ってください

 

もちろんそこを打破するのは

あなたの戦略とヤル気だと思います

 

早くから現実を知って

早くから行動を起こし

入試という困難に気後れせず

真っ向から勝負してください

 

そういう人に合格してもらいたく

大袈裟な話ではなくリアルな話を

可能なレベルで批判覚悟で話してみました

(気分を害した人がいたなら

誠に申し訳なかったです...)

 

大学合格を目指しての勉強をするなら

あえての現実から目を背けてほしくないので

あえての話をさせていただきましたことをご了承ください

 

 

『大学受験は自分で自分の道を切り開く最初の場である』ことを自覚して、自らが対策を立てていかないと、何も変化しない世界であり、世の中の理不尽さを感じるはじめての体験になるかもしれません

 

その覚悟で臨まないと前進しない世界が大学入試のような気がします

 

私にはこういう話は関係ないだろうと

鷹をくくっていたのが

これから浪人していく人

または

不本意な結果で受験を終える人

ではないかと思います

 

 

 

自分に当たり前に起こりうる現実として

こういう状況を受け止め

第一志望の大学に合格を果たすことを

心よりお祈り申し上げます

 

【コラム】余計な勉強してては時間が足らない

入試まで時間があると考える人は

余計な勉強に時間をかけてしまっていても

対応の幅を広げるという意味で

真っ当な勉強をやっていると思っています

 

 

これは入試では命取りになります

 

 

『手持ちの参考書問題集の数を増やせば増やすほど、それに反比例するかのように合格しない』

って知ってましたか?

 

 

合格してる人は

過去問を徹底的に研究して

数少ないものをやり込む姿勢で勉強しています

(↑これはある意味常識レベルのことです)

 

 

うまくいってない人ほど

アレやコレやに手を出して

結局、時間に押され

どれも中途半端に片付けてしまい

(orあまり手をつけていない)

深めてない分

試験での対応力にも難ありとなります

 

 

こなせる能力がそもそもない人は

(こなしてると思っていても結果が伴わないなら同じ状況にあると思っていてください)

『教材を絞り』

それを徹底してやり尽くし

(解説を見ないで人にきちんと説明できるレベルにする)

過去問を(類似レベルを含め)やり込むことに

時間を割いていかないといけません

 

 

自らに与えられたトータルの時間は

限られているわけですから

簡単に時間ショートを起こしてしまいますのでどんどん遠回りの道を強いられてしまいます

(すなわちもう1年、もう2年...ということです)

 

 

与えられた時間は

限られているのですから

それを本当の意味で自覚していないと

何度も同じワナにハマります

 

現役時にできなかったことを

浪人時に取り返そうとしても

力を分散させてしまっては

要領よくやるクセがついていない人なら

結局薄く広げてしまった努力しかできなく

なんとなく勉強をやったという結果しか

得られません

(つまり何度も同じ失敗に終わるのです)

 

 

こなせる量の教材だけをしっかりこなし

過去問で徹底的に練習する

という流れできちんと合格します!

 

 

合格してない人は...

・こなせる量の教材をしっかりマスターしてましたか?

(→人にきちんと説明できるレベルにしてるか?ということです)

・過去問は徹底的にやりましたか?  

(→やった問題は人に説明できるレベルで解けますか?  案外再テストを行えばできないかもしれませんよ)

ということにYesと答えられないはずです

 

 

 

2〜3度解きました(解説を読みました)では、入試で『似たような』ことを聞かれても対応できる人は少ないと思いますので、やり込みが足りないですね...

 

そういう当たり前の状況が前提にあるわけですから

教材を増やすことを考えるより、まずは絞られた教材をやり込んで、そして過去問で考えながら試す、というダイレクトな流れでやってください

 

試験会場で使える形になっているのか?

を常に試していかないと、時間が限られているので、どんどん足りなくなると思います

 

物量的なあえての遠回りをしても

入試では合格しにくいですので

今一度入試の現実を把握し直して

最短入試直結メニューで勉強していき

そこで試行錯誤してください

(解説に頼るひ弱な頭を鍛えるためにも、です)

 

 

遠回り=怖くて入試に触れたがらない=現実を直視していない(直視したがらない)=参考書問題集に任せておけばよい=入試の分析を怠る=過度な負担を強いても点数が取れない=...

 

(攻めてるつもりの勉強が)こんな負のループになっていませんか?

【コラム】センターへの対策=私立大学への対策

今回サポート生の合格発表報告をお聞きして

前々から思っていた(←実感はしてましたが)

1つの真実にたどり着きました

 

『センターへの対策を真剣にやり抜いた人は難関私立大学にも合格する』

という真実です

 

私立大学志望の方は

センター試験は通過点であり

個性溢れる私立大学の個別対策が何より重要

という観点をお持ちの人も多いとは思います

 

これはこれで間違ってないし

とても大切なことでもあると思っています

 

 

ただ1つ見落としてはならない点があります

 

『センターレベルがきちんとクリア出来てない状況は、難関私大入試合格には程遠い状況である』

 

この点は結果を見る限り

限りなく真理に近い真実のような気がします

 

 

『難関私大の個性溢れる出題形式うんぬんの前に、型が決まっていて難問は出ないセンター試験を突破できる学力があるのか?』

『作ってきた学力そのもので、対策を立てた上で、本当にセンター試験対策の期間でコンスタントに高得点が出せてるのか?』

 

ここを問いかけて勉強している人は

ほぼ皆無だと思いますが

ここを問いかけて勉強することで

新たなスタンダードが提示できるように思えるのです

 (これは、早慶の英語やセンターの英国数や国公立の二次数学の解説などを作成してきての実感でもあります)

 

 

早慶の問題と

センター試験の問題とで

どちらが難しいですか?

と問いかけると

明らかに早慶と答えが返ってきます

 

それでは

早慶の問題ができる人には

センターは「余裕で」高得点が取れるのでしょうか?

 

いや、、、センターはあまり練習してないからなぁ...

センターの形式って私大と違うからなぁ...

 

 

センターは受験する3教科では余裕で9割出てないと

なかなか早慶には合格しないと思いますし

学力基準が甘いまま学力を作ってきたのではないかと思ってほしいのです

 

そして

センター対策をほどこして

センターで9割取れる学力があれば

逆に早慶は合格してくる

と考えてほしいのです

(実際にそういう結果となっています)

 

 

センターはご存知の通り

タイムアタックレースで

ミスが許されない問題ばかりの

ケアレスミスすら許されない試験です

(国公立医学部では特にそうですよね)

 

これを最低クリアできてる状況でないと

早慶レベルでは戦いすらできない戦力となり

アッサリ討死させられてしまいます

 

そして

センターで9割取れる基礎学力がないと

個別試験対策を立てても空回りし

過去問は解いてたけどうまくいかない

八方ふさがりとなっていくのも

自明の理だと思います

 

 

たしかにセンター試験は一種独特な試験ですが、基礎学力を尋ねる良問であることも認められますし、正解を発表する以上、曇がない問題となっていて、力があれば絶対得点できる問題ばかりです

 

点数が取れないのは(取れてないのは)

・その次元の意識をせず対策をきちんとやっていない

または

・学力そのものが根本的に足りていない

のどちらかだと言えます

 

 

センター本番はそんなに取れてなかったけど

早慶は合格してるよ

という人も

練習では割と余裕で高得点取れてたんじゃないですか?

 

さすがにセンター模試などがいつも8割くらいだったけど早慶に合格してる人はほぼいないと思います

 

 

これから早慶を目指して勉強するのであれば

暗記物や考え方の吸収に加え

センター対策をしっかり組み込んでみてください

 

早慶の過去問などに手をつけたり

高度な参考書問題集に手を出す前に

センター過去問やマーク模試過去問で

テスト時間内で余裕で9割取れるようにしてください

 

その分、早慶の対策には思ってたより時間が取れないかもしれませんが、基礎学力がないまま早慶の対策をしても空回りして自滅してしまう恐れがあることを考えたら、良い回り道だと思って(←実は最短ルートになると思ってもらえると思いますが)、真剣に取り組んでみてください

 

 

今年

早稲田や慶応に合格した人は

センター対策をバッチリやっていました

(というよりは勉強の柱に据えて頑張ってもらいました)

私立薬学や私立医大に合格された方々も

センター対策を中心に勉強されていました

 

あくまでそういう結果から

この記事のことを申し上げていたのですが

 

センターのことを研究すればするほど

 

センターはスゴイな

センターは基礎学力の尋ね方が上手いな

センターは力をつける学習素材にも最適だな

 

と考えてきたことを

現実化させるためにも

そしてそれが成功しやすいルートであるという確信を形にするためにも

サポート生の方々には勉強していただいてた感があります

 

もちろん個別対策は何より重要なのですが

その前段階のセンター対策は、さらに必要なのだということを確信したので、ここであえて紹介させていただきました