予備校、塾の正しい利用法について
予備校、塾の利点として捉えがちな、カリキュラムについてのことですが、、、
あくまでも個人に合ったものでなく
大勢的なことでありますので
鵜呑みにしていくのは大変危険なことがあります
センター重視で勉強したいのに二次重視なカリキュラムとなっていたり
本科生になると授業選択ができない大学別コースになってたりで
とりあえずその流れに乗せておくという考えで授業などが展開されていきます
だから、簡単すぎたり難しすぎたり自分の進路に合っていない授業を受けなくてはいけないことがこれから増えてくるわけです
それと予備校、塾ではテキストを消化してもらうことが
手段ではなく目的になってることが多いため、予習復習が強要され、自分が本当にこなさなくてはいけないベースになる参考書や問題集をこなす時間が大幅に削られてしまいます
秋になって、膨大な量のテキストをこなしている割には成績が伸び悩むという状況に陥ってる生徒さんが数多く存在してくるのです
少ないテキストをしっかり回転させていかないと、学力が定着しないからなのです
また、同じ教科を複数の講師が担当するため、教えかたにも個人差が出てしまい、かえってその科目の勉強のしかたを迷ってしまうことも、よくある話です
そして夏期冬期の講座の申し込みは
5月~6月、9月~10月の間で行われるため、学力状況が自分でも把握できていないのに選択をさせられてしまい、数多く選択することも指示されるため、夏や冬にそれらの授業の消化にまた振り回されてしまい
レギュラーの授業の未消化と重なり、本当に学力が伸びないサイクルにはまってしまうのです
質問も人気のある講師に集中するため
時間が制約されたり質問対応までの待ち時間も多くなってしまうのが現状です
学力をうまく伸ばす人がごく限られた人だけに限定されてしまうのは、こういったことが原因となっているのです
やはり生活のリズムを整えたい、
大きなペース作りをしてもらいたい、仲間を増やしたい、という意味では、通うことも選択にあるのはやむを得ないところもありますが、、、
賢く利用しないと通うだけでは残念ながらうまくはいかないのです
必要な授業だけを選択し自習室をうまく利用する友達関係の付き合いかたを工夫する
つまり自分のペースで勉強できるようにする ことが大切になってきます
流されずにいかに自分を確保していけるのか
という意識がしっかりできていない人には、逆に予備校や塾に通うことはオススメできません!!!
そこの辺りをよくよく考えて
選択の一考にしていただけたら、、、と思っています
もともと勉強がうまくいっててあと少しで不合格になってしまった
人から伝えられたことをうまく学力に変えていける
基礎固めはある程度きちんとできている
そんな人たちには予備校や塾に通うことはプラスになるとは思いますよ