早慶合格へ①1 圧倒的分量の英語への対策は?
【早稲田大学/慶応大学】
どちらの大学でもいいので過去問を見てもらうとすぐに分かるのですが...
『長文の量と設問数がやたら多い』
ということがどちらの大学にも共通して言えることですね
例えば
『早稲田教育学部』では
設問数から割り出してみると、およそ90秒で設問を1つ解くスピードが必要です
(合格ラインがおよそ8割〜8割5分)
しかも教育学部の英文は硬質な論文で
設問は、文法的な側面も兼ねた空所補充やパラフレーズ問題や内容一致など多彩に詰め込んだ構成となっています
こういう問題を目の前にすると
内容が頭に入ってこない...
設問の出題角度が多彩なので臨機応変の対応が求められていて、しかも難度が高いのも混ざっている...
大問それぞれは、400語程度の硬質英語論文+設問平均数10個の構成で、15~18分しかかけられない...
対策に困るのは無理もない感じです...
さて、こういう問題を目の前にして
どのような対策を考えて勉強していけば
いいのでしょうか?
センター英語でしっかり読めて高得点が取れる力があったとしても、それは勉強のスタート地点に過ぎません
センターレベルの問題がきちんと取れない人は、まずはそのレベルを引き上げてください。
(早慶受験生に流行りの
「パラグラフリーディング」を駆使するとしても、センター程度の普通の英文を読み切る力をつけておかないと、形だけのパラリー(点数にならないor他のタイプの設問はアウト)となってしまいます)
早稲田/慶応レベルの問題に対して
この先どのような対策を施すべきでしょうか?
語彙力をしっかりつけていき
どんどん早慶レベルの英文を読む練習をして
パラグラフリーディングも駆使して
設問はリーズニングしながらやり込んでいき
...合格ラインまで到達できるかな...
( 1つ1つの過程を作るにはかなりの時間が必要ですが、3教科型の試験なので、英語に時間を割くことができる現状を考えたら、何とかやり切れそうなイメージがしてはきます)
このような流れで勉強してみて
結局問題が解けるようになりましたでしょうか?
英文の内容レベルに頭がついていったでしょうか?
(相当なレベルの話を展開していることが多いので、国語力&背景知識&社会・政治・経済・教育・科学・哲学などへの関心がないと、ついていけない事態となります)
英語の他に(早稲田なら)国語も社会(or数学)もあり、(慶応なら)小論文や社会(or数学)の勉強があるわけですので、英語にだけ莫大な時間を投入することも難しいです
→英語の理想的な勉強も妥協せざるを得ない状況にも陥るので、そこをなんとかするしかない!という意識で頑張っても、点数が上がらない現実に...悩みは増すばかり、、、という状況にありませんでしたか?
そこで提案があるのです
(あくまで個人的な考えであり、こうしなくてはいけないということはありませんが、成果を得られる方法として提案をしてみました)
早慶英語の解き方を
①部分で解く→『部分』と呼びます
②サーチで解く→『サーチ』と呼びます
③パラグラフ単位で解く→『パラ』と呼びます
④設問の利用で解く→『設問』と呼びます
の4つを『組み合わせて』解く
その際に『英文を頭から読み込むのではなく、必要なことに対してアプローチしながら読む』ということを同時に実践していく
ということをやってみませんか?
過去問を使って解説をしないと
『組み合わせて解く』
『必要なことにアプローチしながら読む』という点などは、伝わりにくいとは思いますので
後日に、こういう考えを使って
早慶の過去問を解いてみますね