早慶合格へ②1 国語(現代文)の勉強について
早稲田合格に向けて
国語の勉強の仕方は頭を悩ませてしまいますね...
早稲田国語は
参考書や問題集でやり込んでも
その筆者との相性で理解しにくいとか
その考え方は理解できたとしても
いざ自分で過去問にあたると
解けるようになるイメージがわかない...
と思わせられてしまうほどの質(難易度)と量(多い)に圧倒されてしまうことが多いですね...
早稲田の国語は
国語が得意な人なら突破できる質と量だとしても、国語をカンで解いてきた人や、国語の勉強をしてきたけどなす術ない状況に陥った人には、『どうして対策をすればよいか?』に関して光が見えてこないレベルの内容です
今から
いわゆる国語が得意な人が話す勉強のやり方ではなく
『勉強してきたけど国語が苦手な人が実践できる解き方と成果が出せるようになる勉強の仕方』を紹介させていただこうと思います
以前は
こういうことをお伝えしても
(なーんだ、邪道的な(←?)やり方だよね、とか、国語は本来そういうものではない
と揶揄するのはその人の気持ちなのでどうでもいいのですが...)
やっぱり正統派な参考書問題集をやる方が安全策(?)としてマシか!みたいに、元の(うまくいってなかった)ルートをたどっていく人を生み出してしまう恐れがあるので、ご紹介するのをためらうところがありました
でも、全国的に、早稲田国語に対して困ってる人はかなり多いとは思いますので、敢えての意見としてお話させていただくことにしました
という含みをご理解していただいた上でお読みいただけたら幸いです
早稲田現代文は長くて硬質な評論(時にはエッセイ)で首尾一貫とした主張があるのですが、1つ1つの日本語レベルが高度なため、、、
・何を言ってるんだろう...?
・言ってることが途中から全く分からなくなってきた...(><)
・設問に対してどう答えを選んだらよいのか検討がつかない...
・選択肢の違いがよく分からなくて(本文も読めてないので)カンでなんとなく選んでいる...
こういう問題点をはらんでいますので
本文を論理的に(頭を整理しながら)読む→設問の要求に的確に答える
というルートはすぐに崩壊してしまい
ゴリ押しで過去問と格闘することになり
頭がよい人は何とかしてくる
頭がうまく回らない人は撃沈する
という、
その場での本文の内容が、自分にフィットすればなんとかなるのでは的な、出たとこ勝負になってしまいがちなのですね
以下は、それだからこその提案です
『①本文を頭から読み下すのはやめましょう』
そして
最低限、本文での(設問への対処をする意味での)ポイントを掴む程度に読めればいいので
『②設問の要求に的確に従いましょう』
さらに
何を要求していたのか?
すなわち
設問作成者は
何の情報をアテにしてその設問&選択肢を作成したのか?
を意識できるようにするために
『③本文でのヒントの探り方のコツを知り、それを使ってヒントをあぶり出していこう』
最後に
選択肢の照合にもコツがありますので
『④選択肢と要求への照らし合わせ方を知って活用しよう』
という4点を意識して
解いていってみようと考えています
お時間に余裕があるようでしたら
次のブログで
2015早稲田大学文学部 大問1
(早稲田現代文としては、易〜普通レベル)
を解説してみようと思いますので
問題文をダウンロードなどをしていただき、予習をしてもらってから、お読みいただけると、さらに伝わりやすいかな、と考えていますので、ご協力よろしくお願いしますね
予習で解く時は
ご自身のやり方で大丈夫です
ただし時間を15分〜20分で設定してやっていただけると、入試での臨場体験はできるかと思いますよ