早慶合格へ⑤ 英語の解答力養成に向く私立大学過去問
センターレベルの演習が終わったあと
早慶の過去問演習の準備段階として使える
難関私大の過去問をご紹介します
(センターレベルで英語の解き方などを固めてから、いったんこのレベルの演習を固めておくと早慶の問題レベルへの見通しが立てやすくなり、早慶の問題に対しての敷居も下がってくるとは思います)
①早稲田大学の過去問をやり込む前の基礎学力を点検したり、基礎学力を養成するのにふさわしいレベルの問題がそろっています
また早稲田の過去問をやってみたとき、3割〜5割あたりしか取れない時は、早稲田の過去問より、立命館大学や中央大学の問題が本当にできるのか確認してみてください
(基礎学力が抜けてる状況で早稲田の過去問をやってみても、力の差を感じすぎて、距離感も分からないと思います)
『立命館大学』
(2003〜2017)
2003〜2006→センター+αレベル
2007以降→ほぼセンターレベル
2002以前は難易度がかなり上がります
『中央大学』
(2000〜2017)
...センター試験レベル(+α)の良問
②立命館大学や中央大や立教大学よりは問題レベルが上で、考えて解くタイプの問題も多く含まれる問題を、早稲田や慶応へのステップに使いたい人には、以下の大学の過去問は最適だと思います
知識と論理思考と英文レベルのバランスがよく、早稲田や慶応の過去問に入る前の練習に最適だと思います
(慶応の問題は、早稲田より少し思考力を要求してきますので、この段階をしっかりこなすようにしてくださいね)
『同志社大学』
国公立と私大を併せた感じの出題ではありますが、総じて硬派な問題構成となっています。英語の問題レベルは関学よりは少し易めかも
『関西学院大学』
伝統的に英語の問題は骨太な問題となっていて、早慶の準備にも最適なレベルと質を誇っています
『立教大学』
あっさりした構成のオーソドックスな問題レベルとなっていますが、簡単なわけではなく、それなりの論理思考を尋ねてきてます
『法政大学』
↑法政は学部ごとに問題形式や難易度などは多少違いますが、基本的にはどの学部のも使えるとは思います
問題は論理思考を得意とした作りとなっていますので、論理思考に慣れている人にはそんなに難しくはありません
そういう意味では論理思考トレーニングには良い問題は多いとは思いますね
ここに紹介するような
早慶の演習のワンステップ前の段階の練習は、このレベルを過去にクリアしてきた人には不要かもしれませんが、基礎学力を充実させてきて、イザ早慶の過去問をやってみた時に歯が立たなかった人には逆に必要な練習となります
もちろん、問題集などで英語長文を解いてきた人にも、良い接続段階となりますので、以後の勉強がスムーズになっていくとも思います
早慶の問題が難しいと感じた人の中には
語彙力は程々にあるが
知識の運用力が欠けていたり、論理思考そのものに慣れてないというような状態で点数にならないという人が多いとは思いますので、ここの段階の練習で中継点的に現在の学力を測り直して、更なるベースの力をつけておくといいですね