合格への条件① 正確さを追求する勉強とは?
これから大学受験は
難関私立大学、国公立二次試験と
ハードな試験へと突入するわけですが...
皆さんは
正確さを追求して勉強してますでしょうか?
この時期過去問をやり込んだり
必要な解法や暗記事項を頭に入れていきながら勉強するのは皆さん同じなわけです
しかし結果は人によりけりで
同じレベルの勉強をしていても
合否に差が出てしまうのも事実ですよね
もちろん勉強をしている段階での学力差などもあるわけですから、一概には言えませんが...
不合格になる理由はわりと明確だと考えています
受験そのものがうまくいかないのは
勉強自体を「正確に」行っていないことが
大きな要因ではないでしょうか?
(もちろんその他の要因もそれなりにはありますが...)
正確に?
意識してやってるに決まってるだろ!
という反論が返って来そうですが(^_^;)
暗記したり解法を仕込んだりするのは
「その時点では」正確に何度か反復されてはいると思います
(ここをテキトーに行う人には合格はありえませんし、それは意識されていると思います)
実は
その後の
ご自身でテスト演習をしたり
新しい類題をしたりする時(いや、前かな)に
合否の分かれ目が訪れるのです
新たなテストをして
類題を演習して
不正確な解答が出ていませんか?
そういうことが続く原因を
自分なりにしっかり追求していますか?
そこを解消するために
新しい類題(及びテスト)で
「きちんと正解が取れた」
ということを「確認」していますか?
1度目のテストなり演習なりで
ここがダメだったんだ
でも復習したし、それでOKだね
ということを積み重ねていっても
本番でその類似問題が正解出来るとは限りませんよ?
(ましてや大量の高速処理を要求される入試の現場では、なおさらうまくいくとは思えません...)
(あくまで1度目の問題をきちんと理解した上での話ですが...)
合格したいなら
似たようなレベルの類題を、正解が迅速に取れるようになるまで潰していく必要があります
その種の問題に
「絶対的な」自信を持ちながら
落ち着いた気持ちでケアレスミスなどを防ぐ余裕までがないと、難関レベルに合格したり、逆転して合格することなど果たせないと思います
こう考えると
そんなに濃く深くやり込んでないよ...
という気持ちが出てしまうのは
マイナスではなくむしろ受験に真面目に向かう意味ではプラスと捉えるべきだと考えてください!
今気づいたなら
これから修正する時間も残されてるわけです
漠然と勉強をして
大切なことに気づかず本番で...(;´Д`)
ということにならないように出来るなら
救いようはあるわけですからね
無意識に何となく勉強しても
それほど成果が得られるわけではありません
1つ1つ計算をしながら
苦手を潰して追い込みをかけていってください!!
テスト→修正→類題つぶし
→新しい内容のテスト→修正→類題つぶし
→さらに新しい内容のテスト→修正→類題つぶし→...
このサイクルで穴をつぶしながらも
得意なところもさらに固めてみてください
(そういう意味でも、志望校or似たレベルの過去問1年分をテストするという形が実践力をさらに強化してくれます)
ココは(このタイプの問題は)
絶対に大丈夫!!
何度も解いて確認してきたぞ!!
という意識が
本番であなたを大きく強く支えてくれますよ
入試というものは、薄く広げて対応を考えるのではなく
必要な範囲(レベルも含めて)を「いかに狭くして」やり込むか?が、突破のカギを握っています
(合格ラインは思ったほど高くないハズです=捨て問も作れるわけです)
もちろん狭くしたものをきちんとマスターすれば、その都度必要に応じて範囲を広げていけばいいわけです
焦って
「ただ広くやっておけば良い」
という姿勢で勉強しても
正確さが本番で発揮できない
ということをよく意識しておいてくださいね