【勉強の仕方のコツ】数学の記号(文字)のカベの克服
数学が苦手な人は
「文字式が出てきたらアウト」
という気持ちを持っていることが多いような気がします
文字が数字を代表しているだけという風には見えないわけです
この状態になってる人は
文字に対して何のイメージもできないために、ナゾのさらに具体化できない記号(例えばlogなど)が出てきたら、イメージがさらにできないために、数学嫌いが加速してしまってる気がするのです
(これはどういう意味で、何に使うんだろう...とかよく考えてました...私自身も、ここには苦しみました...)
( 勉強をしてて少しずつ気がついたことですが)
文字は□や△だと見なして
何かの数字の代表をしてるんだと考えるようにしました
そういうイメージで
少しずつ抵抗感が消えていった気がします
記号は最初のうちは『ただの約束事』だと見なして、その約束事を覚えてそれを使えるようにすることを目標にしました
(→そのうちその約束事が発展していき、ただの約束事だと気づくようにはなるのですが...始めは分かりませんので)
(カナヅチという道具は、釘などを叩く道具なので、その使い方をまずはマスターする)
文字に慣れてないと
文字へのイメージができてないので、場合分けなどが出てきたら、それだけで毛嫌いが起こり、(分かりやすい)説明を読んでも頭の中で電球が光らないイメージのままとなり、結局何も克服できてないまま、、、
場合分け=恐怖、場合分け=思いつかない、場合分け=面倒、みたいなイメージになってしまってましたね...
Y=X^2+3X-4のグラフは
平方完成をして書けるようになったが
文字に慣れてないと
Y=aX^2+3X-4は
イメージができないためグラフが書けなくなるわけです
こういう時は
aに範囲などが与えられていなければ
場合分けをするしかないのですが
苦手な人はそこに気づく流れがありませんので、紐解く必要があるわけです
例えばaが3だったら...下に凸のグラフ→平方完成して...書けそう!
aが-5だったら、上に凸のグラフ→平方完成して...書けそう!
問題文で「二次関数」と明記されていなければ
a=0の時も考えて...
Y=3X-4の一次関数の直線を書く
と「慣れているなら」思いつく感じとなるわけですね
こういう『具体化』ができてくる時点で、数学は進歩するわけですが...
その手前で止まっている状態の人は、、、
文字付いてるけど...??で終わったり
場合分けをせずにサッとグラフを1つ書いて解答を見て、、、(;´Д`)
ということに気づき、自分で解けない、思いつかないからムリ...って思ったりしてしまうのです
何かの具体的な数字の代わりをするのが文字
という気持ちを持って、いったんいくつかのパターンの数字を当てはめてイメージすることって大切なことだと思います
毛嫌いを少し脱出しようと意識する
→イメージしてみるために具体化してみる
→それから解答などに取り組む
という積極的な働きかけになるように
意識を変えてみないといけないのかもしれません
そうやって
何かの分野で少しでも文字に対する毛嫌いが薄くなってきたら、新しい約束事記号(logや∫など)が出てきても、割り切れて使えるようになるかもしれません
そういう意味で
文字が苦手なら毛嫌いせずに
少しでも具体化してみてください
いずれ具体化しなくとも計算処理には影響ないようにはなりますし、逆に具体化することで問題の質が明確化することもありますので、損にはならないと思いますよ
文字に対する処理は
色んな困難が待ち受けてるのも事実ですが
だんだんに克服されていくことでもありますので、小さな段でいいので克服できるようにしていき、少しずつ成長していけたらいいのではと思っています
(センター試験は、文字が多いので、文字慣れは欠かせませんが、段階を踏んで克服していけば、必ずできるようになりますので、頑張っていきましょう)