大学入試【一点突破法】

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国公立医学部合格へ②2 ムダな学習をしないために

国公立医学部に合格をするための学習の指針を示す続きとして

他の科目の勉強についても述べてみたいと思います

 

 

 

 

 【物理】(向いてないと思ったら生物に変更)

 【生物】(ある程度誰にでもやりやすいが...)

 

物理は考え方に合う人と合わない人に大きく分かれてしまう科目です

向いてないと学習をしていくのが苦痛になるだけでなく、物理概念を問題設定に対して適切に使うのが難しくなる=点数にはつながらない、という症状に陥りやすいのです

最初の段階でのイメージ概念を分かりやすく伝えている教材の段階では理解出来てたように見える内容も、設定が複雑になると途端にイメージが破綻してしまう流れをはらんでいるわけですね

参考書問題集も人によって合う合わないがあり個人差によるものであり、Aさんに最高に合う参考書問題集がBさんにとっては最悪のものになるのも物理の特性ですので、参考書問題集も自ら色々試して合うものを信じてやり抜くことが最初に必要になります

 

「物理のエッセンス」は良い本だとは思いますが使う段階が実は高いところにあったりしますし、それを人によっては初歩の段階でベストだったりするわけです

同じ先生の「物理 良問の風」はわりと万人受けしそうな構成で問題レベルも基礎〜標準レベルはしっかり網羅されているとは思いますので個人的にはオススメですね

 

「橋元流」もイメージ戦略としては人気がありますが、あれでは難しい本質的な問題には対応できないと言う人も多いです

ただ、旧課程版の「橋元理系物理」は小冊子がコンパクトながら優れていて、問題の解説もイメージを大切にしながらかなり懇切丁寧に書かれていて問題数も繰り返すのに丁度良い量となっていてオススメです

 

「漆原シリーズ」も導入が丁寧な分、初心者にはやりやすい作りとはなっていますが、個性的な解法を使われますので、力学は合うが電磁気は合わないとかはありますね

 

「秘伝の物理シリーズ」も2分冊になって初心者にも配慮されてるし式展開に対しても懇切丁寧な構成ですが、エッセンスの方が本質が分かりやすいという人も多いです

私はYouTubeでの解説もあり色々丁寧な分を考えてオススメしています

 

「体系シリーズ」も分野別に多くのパターンを収録していてモデルケースを作るには良い問題集ですが、いかんせん解説が簡素であり、考えを構築できる人向けになっていますね

 

「重要問題集」も国公立の問題を中心にバランスの良い構成になっていますが、学校で教材として使ってた人以外には受付けにくい書面と構成になっています(解説に対する理由付けも少ないので慣れてない人には?という構成にはなっています)

 

どれも一長一短があり、どれが合う合わないも「使ってみないと」分からないというのが、物理教材が背負ってる宿命でもあるのです

 

結局、こういう現状を踏まえて言えることは

「まずはどれでもいいので実際に購入してみてやってみる」ということに尽きますね 

 

そして肌に合わないと思ったら

参考書問題集を変えてみて、改善策が見つかりにくいようなら物理は向いてないかもしれませんので、思い切って生物に変えてみるのもありだと思います

 

物理にしがみついて時間を徒労に終わらせるのが、最もマズイと言えます

 

 

 

物理は得点が取りやすい

生物は得点が取りにくい

という状況は事実ありますが...

 

物理も生物もその年の問題によりけりでありますし

得点が取りやすい物理も、連打で間違えてしまう危険性は数学同様いや数学以上につきまとう問題でもあります

 

高速処理型テストでは、短時間でも計算が強いられる物理では文字式の操作を誤りやすい点も、文字式変形が遅い人にはマイナスにしか働かないと思います

 

もちろん生物も新課程になってまだ年数が経ってない分、新たに増えた内容に対して問題集などがちょっと追いついていない現状があります(実際に差がつくとは思えませんが...)

 

また、生物では大学によっては理由説明記述がやたら多く出題されたりして、書く量がハンパない年もあるのも事実です

 

 

ただ生物は初歩の段階〜中級レベルの段階まではそんなにやりにくい教科ではないので(文系の人も理解に苦しむことは少ない)、暗記項目も多い分しばらくはやった量に比例して点数が伸びます

中級レベルを超えてくるところで、考察系や新しい素材で既存のことを試す問題などで苦しむことになりますが、このあたりは志望校の過去問を見て判断していくのが良いですね

 

生物の場合、Web玉のDVDは良く出来ていて、それに(自分でこれは理解しやすいと思う)参考書と問題集(参考書と同じ先生のものが使いやすいと思います)

大森徹先生の参考書問題集は、参考書の完成度も高く、標準レベルの問題集も懇切丁寧な解説がついてますので、使う際に特に困ることはないと思いますね

あえて重量オーバーな勉強を避けるために

ここの段階をさらにシェイプアップした流れの勉強メニューを後の記事で紹介させていただきますね!!

 

 

物理、生物いずれにせよ言えることは

得意なら時間をかけすぎないよう注意してその分を化学や英語や数学に充てるべきであるし、苦手ならいったん中級レベルまでは仕上げてみて、

得意不得意に関わらず、その後、基礎〜標準レベルの問題を出す大学の過去問で一定のペースでテスト演習していきながら、高得点で安定させやすい化学に時間を割くべきだと思います

 

決して、不得意な化学を物理で補えば良い的な考え方は持たないでください

(基礎〜標準レベルの大学では物理での点差はつかず、化学の差が勝負を決めてしまいます)

 

(化学が安定すれば物理生物で無理をする必要はないと考えていますし、それの方が対費用効果的にも合格しやすくなるのでオトクです)

→文系発想でもありますが、成功はしやすい考え方として受け止めてみてくださいね

 

 

 続きは次回のブログで☆